小児にはこれ!PEARS

小児が苦手!と思う看護師の方って多いですよね。

成人しか診ない病院に勤務しているのであれば小児と関わる機会は少ないかもしれませんが、もしあなたが希望する転職先が小児科を標榜していれば、搬送があるかもしれません。

Walk-inも受け入れている病院であれば、小児患者の受診はかなり多いと思います。

そんな時に役に立つ資格が「PEARS(ペアーズ)」

今回はPEARSを紹介します!



何で小児が苦手?

成人の患者さんと違って「主訴」が分かりにくいですよね。

泣いてばかりいて看護師が近付くともっと泣いちゃうし。

看護学校の授業でもほとんど習った記憶ないし。

血圧や脈拍数もどれが正常値なのか分からない!

きっと多くの看護師がこんな印象を持っている小児患者さん。

でも小児って成人と違って「診るべきポイント」をしっかりと把握していれば難しいことなんてないんですよ!特に救急では、「主訴」の把握よりも「状態」の把握が重要です。

PEARSって何?

アメリカ心臓協会が開発した小児救急への対応を学べるコースです。

アメリカ心臓協会って有名ですよね、特にBLSやACLSは一度は受講したことがある人もいると思います。

PEARSとは、Pediatric Emergency Assessment Recognition and Stabilizationの略で、日本語に直訳すると「小児の評価と安定化」になります。

実際のコースでは、本物の小児患者さん(外人さん)の映像を視ながら、「第一印象はどうなのか」、「呼吸と循環のどちらにトラブルがあるのか」、「看護師として今すべきことは何か」といった一連の流れを習得できます。

成人救急に携わっていると、「初期評価のABC」は出来ても、小児患者の「第一印象と1次評価のABCDE」には全く言っていいほど慣れていませんよね。

PEARSは、小児への評価・安定化をしっかり学ぶことができる1日コースです。

PALSとは違うの?

多分、小児救急で一番有名な研修はPALSだと思います。

小児救急や小児病棟、PICUへの所属を希望する看護師であればPALSも有用かと思いますが、通常の救急外来やERへの所属を希望する看護師であれば、PALSよりPEARSがかなり有用です。と言うのも、PALSは2次救命処置を行うため、薬剤管理が必要になってきますし、シミュレーションでは、受講者が看護師であっても「医師役」となりメンバーに薬剤投与の指示を出さなければ試験にパスできません。

これって現実とかなり乖離しますよね。

PEARSでは、受講する看護師が第一発見者となります。

トリアージブースでアセスメントする場合や一般外来で予診する場合をイメージしてもらうと分かりやすいですよね。最初にアセスメントするのは医師ではなく看護師。そして状況に応じて診察順位を変えていく。PEARSでは、まさにこのようなシチュエーションが狙いとされていますので看護師にはバッチリなコース。

最終的には、患者の状況を医師に伝え指示をもらう。

こんなことを疑似体験で学べるのが PEARSです。


受講は開催元を慎重にリサーチ

日本ではこのPEARSを開催している団体が2つあります。

どちらも正式なAHAが公認したPEARSなのですが、コース内容に違いがあります。

1つの団体では、シミュレーションがなく、DVDを視聴しながら考えていくPEARSを開催していますが、もう1つの団体では、リアルなシミュレーションを取り入れたPEARSを開催しています。どちらも正式に認められたPEARSなのですが、シミュレーションを取り入れた団体では、受講生の職種や状況に応じて設定を臨機応変にチェンジしてくれるようです。

口コミを見てみるとシミュレーションを取り入れている団体のPEARSは人気があるようです。

どちらも正式なPEARSなのでどちらで受講してもOKです。

ご自分のスタイルに応じた団体で受講を検討してみてくださいね。

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